介護の資格取得は就職に強い?

介護の資格取得は就職に強い?

現在、日本では高齢化が急速に進み、「老老介護」や「独居高齢者」などが問題となってきています。また、このような介護が必要な高齢者の方々を支援するために新しい施設や事業所も増えてきています。

 

施設が増える一方で、介護員の慢性的な人員不足が課題となっています。厚生労働省では平成37年度には237~249万人の介護職員が必要であると試算しています。(平成24年度時点では約149万人)

また、介護職員の有効求人倍率は1.71倍(全国計。平成25年3月時点)と人材の不足を表しています。

 

※有効求人倍率とは・・・有効求人数(企業の募集人数)を有効求職者数(仕事を探している方)で割った値。値が大きいほど人材不足を表す。

 

 

介護の資格の必要性となぜ就職に有利なのか?

介護業界は人材不足ではありますが求人に応募する、または勤務する為には、基本的に介護の資格を取得していないと厳しいのが現状です。

介護の仕事にもデイサービスや訪問介護、老人ホームなど様々が施設形態や職種がありますが、法律的には訪問介護以外の施設は介護の資格が無くても働くことは可能です。

 

介護の仕事は高齢者の『世話』をすることだけではありません。

 

高齢者の様々な病気の知識や特徴などを把握しその方にあった支援を行ったり、ときには話相手になったりしながらその方の自立をお手伝いさせていただくことが仕事となります。

 

そのためには『高齢者の役に立ちたい』という気持ちだけではなく、知識や技術、福祉の考え方などを身につける必要があります。そういった内容を学んだ人を採用したいのが介護施設の本音です。

そのためにまずは介護の資格の入り口である介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)をまず取得し、技術・知識を身につけていれば、求人応募や就職の際に有利になるでしょう。

 

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