介護職員初任者研修の認定・資格取得の条件

介護職員初任者研修の認定・資格取得の条件

介護職員初任者研修には 『修了評価』というものがあります。講義の最後に1時間程度の筆記試験を受け7割以上の点数をとり、かつ全講義に出席(病欠などの場合は補講を受ける)と修了認定・資格取得となります。

 

 

修了試験の合格率は?どんな問題がでるの?

修了評価とは各スクールが作成する筆記試験(テスト)です。スクールによって出題の仕方に違いはありますが、ほとんどが選択式の問題で、一部記述があるイメージです。

試験の合格率に関してもスクールにより若干の違いはありますが9割以上が合格されています。もし、合格基準である7割以下の点数を取ってしまい、不合格となったとしても補講や再試を受けることもできます。

 

※補講・再試の回数に制限がある場合もあります。開講している都道府県、スクールによっての違いもあります。

 

【参考:宮城県要綱】

・指定研修事業者は別紙3に掲げる各科目の修了時の評価ポイントに沿って、受講生の知識・技術等の習得度を評価するほか、カリキュラムの時間数とは別に、1時間程度の筆記試験により修了評価を行うこと。

・指定研修事業者は前項の修了評価において、おおむね7割以上の理解度を目安に修了の認定を行うものとし、当該基準に達しない受講生に対しては、必要に応じて補講等の措置を講じなければならない。

 

 

修了テスト問題例(イメージ)

問1 訪問介護に関する次の記述のうち、正しいものに○、誤っているものに×をつけなさい。

1 訪問介護は、介護福祉士でなければ行うことができない。

 

2 生活援助は、単身世帯の高齢者に限り提供することができる。

 

3 入浴介助後の浴室の片付けは、生活援助に分類される。

 

4 国の調査において、訪問介護事業のうち民間企業が占める割合は50%を超えている。

 

しっかりと講義を聴き、出席していていただければ問題なくクリアできるでしょう。

※開講している都道府県、またはスクールによって規定が若干異なる場合もあります。

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